ゴールデンミルクとは、日本では数百頭しか飼育されていないイギリス・ガンジー島原産の 【ガンジー種】 という珍しい品種の乳牛から搾られたミルクのこと。
乳牛として有名な『ホルスタイン種』のミルクに比べ、脂質・たんぱく質・灰分などの成分が豊富なことと、1頭あたりの搾乳量が約半分と少ないのが特徴です。
乳質成分のバランスに優れていることから、欧米ではガンジーミルクを 【ゴールデンミルク】 と呼ばれています。
健康なガンジー牛から朝夕2回搾乳され、クーラーで冷却します。
新鮮な生乳をタンクローリーで工場へ運びます。
生乳の成分や風味などを厳重にチェックします。
生乳の中にある、目に見えないゴミを取り除きます。
吸収率の増加と品質の均一化のため、牛乳の脂肪球を細かく砕きます。
人の健康に害を与える細菌や微生物を死滅させ、安全な牛乳を作ります。(130℃2秒間、UHT/超高温殺菌)
洗浄した瓶に牛乳を充填します。(600本/時間)
キャップやフードをかぶせて、完成です。
乳牛として有名なホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイスのミルクと、ガンジー種のミルクを比較すると、ゴールデンミルクの成分がいかに優れているかが、よくわかります。
品種 | 水分 | 全固形分 | 脂肪 | 無形固形分 | たんぱく質 | 乳糖 |
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ホルスタイン | 88.47 | 11.53 | 3.42 | 8.11 | 2.28 | 4.54 |
ジャージー | 86.37 | 13.63 | 4.95 | 8.65 | 3.45 | 4.50 |
ブラウンスイス | 85.50 | 14.50 | 4.50 | 9.02 | 4.30 | 3.40 |
ガンジー | 85.39 | 14.61 | 4.95 | 9.66 | 3.91 | 4.93 |
ですが、一般的な乳牛として知られるホルスタイン種1頭あたりの搾乳量30~40リットルに対し、ガンジー種は15~20リットルと大変少なく、また国内ではほとんど飼育されていないため、ゴールデンミルクは大変貴重で贅沢なミルクだといえます。
私達が原料乳として使用している 【ゴールデンミルク】 とは、イギリス・ガンジー島が原産の“ガンジー種”と呼ばれる牛から搾乳された、成分バランスに優れたミルク。日本では数百頭しか飼育されておらず、大変貴重な牛乳です。
牧場で搾乳されたゴールデンミルクは、場内にある加工工場で殺菌され、新鮮なうちに様々な乳製品へと生まれ変わります。貴重かつ良質な牛乳を、自信を持ってお届けしたいから、自分達の手で生産から加工・販売までを一貫して行なっています。